企業はWindows10の大型アップデートに悩まされる

企業はWindows10の大型アップデートに悩まされる

Windows10には年 2 回の大型アップデートがある

Windows10には年2回の大型アップデートがある。
企業ユーザのアップデート期限は、大型アップデートの配信開始から18ヶ月。

2018年6月現在までの履歴は以下の通り。

windows10バージョン履歴 提供日 サービス終了日
windows10 1803 2018/4/30 2019/11/12
windows10 1709 2017/10/17 2019/4/9
windows10 1703 2017/4/5 2018/10/9
windows10 1607 2016/8/2 2018/4/10
windows10 1511 2015/11/10 2017/10/10
windows10 1507 2015/7/29 2017/5/9

企業のIT部門が忙しくなる

パソコン社会の今のご時世、

大型バージョンアップがあると、まずやらなければならないのは、

業務システム、業務で使うソフト、業務で使うサイトが、

大型バージョンアップをしても正常動作するかの確認である。

これは、IT部門がある会社では、IT部門が担う役割となる。

システムやソフトやサイトが数パターンしかなければ、そこまで問題が無いが、

数百人規模の会社だと、確認もひと手間である。

各システムの確認を行い問題がなければ、今度は、各ユーザPCへの展開方法を考えなければならない。

まず、ユーザー展開時に気を付けなければいけないのは、ネットワーク負荷である。

大型アップデートは、それなりのダウンロード容量があるはずなので、一斉に行ってしまうと、

会社のネットワーク負荷が大きくなり、最悪業務に支障がでてしまう。

そのため、数台ずつをセットアップしていくのか、管理サーバを立ててネットワークに拾いに行く台数を減らすのか、

最適な展開方法を選択しなければならない。

次に、ユーザがPCを数時間使えなくなってしまうので、いつバージョンアップを行うのかを検討しなければならない。

夜中にIT部門がPCを借りてセットアップをするのか、ユーザがPCを使わない時間帯を聞き取りして日程調整の上で日中行うのか、

ユ ーザが多ければ多いほど、調整が大変になることが容易に想像できる。

最後に、IT部門の負担が大きいため、通常業務に大きく影響がでることが予想される。

大型バージョンアップに合わせて半年に一回、この一連のバージョンアップ作業を行うと考えると頭が痛い。

現段階では、簡単に夜中に全て自動でやってくれるといったシステムは無いようなので、

IT部門の人員を増やすこと必須であろうと考える。

IT系の会社であれば、この部署は何月何日の何時ごろの時間帯でやってくださいといえば、

各ユーザーがセットアップできるのであろうが、PC素人のユーザが大きい会社は、

どうしてもIT部門が面倒を見なければならない。

私の実例


このアップデート対応に実際追われているのだが、現状は各ユーザと日程調整の上、

リモートでPCを接続し、1台1台大型バージョンアップを行っている現状。

ウイルスソフトがネックとなり、アンインストール等もしなければ、大型バージョンアップができない等、多くの問題を抱えている。

これを半年に一回行わなければならないとなると、

IT部門がどれだけの時間を使わなければならないのかと馬鹿らしくさえ思える。

この運用を打開できないものかと、様々なセミナーで情報収集をおこなっているところである。

まとめ

大型バージョンアップについて、もっと簡単にバージョンアップできるようにならなければ、

本来の仕事以 外の仕事が大きく増えることになる。

今後を見据えていくと、パソコンはwebが立ち上がればいいだけのものにして、

データはクラウドへ、アプリはXenAppで起動といったように、個々のPCにとらわれない運用が必要になってくるのだろう。

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