【Microsoft Excel】 IFERROR関数 使い方 詳しく解説 図解

【Microsoft Excel】 IFERROR関数 使い方 詳しく解説 図解

この関数を知っていると、エラーで計算式が上手く動かない等の対応ができます。

IFERROR関数とは

IFERROR 関数は、数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返します。
IFERROR 関数を使うことで、数式のエラー出力を回避することができます。

IFERROR関数の書式

IFERROR(値, エラーの場合の値)

“値”:必須。エラーかどうかをチェックする引数です。
“エラーの場合の値”:必須。数式がエラーと評価された場合に返す値。 評価されるエラーの種類には、”#N/A”、”#VALUE!”、”#REF!”、”#DIV/0!”、”#NUM!”、”#NAME?”、”#NULL!”があります。

IFERROR関数の使い方 解説

①値を”B2/C2″、エラーの場合の値を”エラーです”とする。下図1参照。

数式: =IFERROR(B2/C2,”エラーです”)
結果: エラーです

この場合、B2の値は”100″でC2の値は”0″ですので、まずB2/C2の部分、100÷0を行います。
Excelでは、数値を0で割る計算式は、エラーとなり”#DIV/0!”が表示されます。
IFERROR関数では、エラーと評価された場合に何を返すかを決められるので、今回エラーの場合の値を”エラーです”にしているので、結果は”エラーです”が表示されるということになります。

②値を”B2/C2″、エラーの場合の値を””とする。下図1参照。

数式: =IFERROR(B2/C2,””)
結果:        ※結果は空白になります

これは、①のエラーの場合の値を””にすることにより、表示結果を空白にしたということになります。

③値を”B3/C3″、エラーの場合の値を”エラーです”とする。下図1参照。

数式: =IFERROR(B3/C3,”エラーです”)
結果: 50

この場合、B3の値は”100″でC3の値は”2″ですので、まずB2/C2の部分、100÷2を行います。
100÷2=50であり、エラーも発生していないので、計算結果の50が表示されます。

④値を”VLOOKUP(E2,$A$2:$C$3,2,0)”、エラーの場合の値を”エラーです”とする。下図1参照。
※VLOOKUP使用時の”#N/A”を、別の値に置き換えるイメージとなります。

数式: =IFERROR(VLOOKUP(E2,$A$2:$C$3,2,0),”エラーです”)
結果: エラーです

この場合、VLOOKUP(E2,$A$2:$C$3,2,0)を行い、$A$2:$C$3の範囲でE2の検索値”marumaru”を検索します。
$A$2:$C$3の範囲に”marumaru”がヒットしないため、本来であれば”#N/A”が表示されます。
IFERROR関数では、エラーと評価された場合に何を返すかを決められるので、今回エラーの場合の値を”エラーです”にしているので、結果は”エラーです”が表示されるということになります。

—下図1

IFERROR関数の用途

IFERROR関数は、エラーと評価される可能性がある計算式を使う際に、エラー表示ではなく違う表記にしたい場合に使われます。

例えば、VLOOKUP関数で値を取得していき、その合計を求めたい場合、エラーの”#N/A”が表示されることで、合計を求める式までエラーになってしまうことがあります。
その際には、IFERROR(VLOOKUP(E2,$A$2:$C$3,2,0),0)とすれば、エラーの”#N/A”が、0に置き換えられます。合計を求める式のエラーは数値以外のセルがあるために出ていたので、これにより合計を求める式のエラーは解消されます。

あと、よく相談されるのが、”#N/A”、”#VALUE!”、”#REF!”、”#DIV/0!”など、エラーは見栄えが悪く、Excel初心者からしたら壊れたと勘違いする人もいます。
ですので、IFERROR(VLOOKUP(E2,$A$2:$C$3,2,0),””)のように、エラーが表示されるときは、””で空白にしてしまったり、”エラーです”と一般ユーザにわかるように表示するというのもよく使います。

IFERROR関数がよく使われる組み合わせ

・割り算(A1/B1 等)
・VLOOKUP関数

IFERROR関数使用時の注意点

・IFERROR関数で返すエラーの場合の値が、さらに他の計算式の対象になる場合、返すエラーの場合の値が、本当に適正かを、判断する必要があります。

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